当社が事務局となって開催している「やまのうちインターンシップ」。
今回は過去最大の52名の大学生に参加していただくことになりました。
地元長野県の大学生を始め、遠くはカナダの大学から参加していただいております。
「英語」「観光」「宿泊業」「地域活性化」「SDGs」をテーマに当地の各宿泊施設で3週間~3ヶ月の期間研修を行います。
インターンシップに先立ち事務局では毎回事前勉強会を開催しております。
事前勉強会の時間割は以下の通り。
事前勉強会の目的として、地域を知ることと課題解決思考を身につけることが挙げられます。
まずマクロの視点から観光が日本経済にどういう意味を持つのかを把握し、地域ではどういうことが起きているのか現状を学びます。
その上で、地域や地場産業が抱える課題を当事者から学び、その解決手法の一つとなるマーケティングの知識を身につけるという実践的な授業です。
当インターンシップでは「インターン≠人手」という考えがベースにあります。
少しでも観光業、旅館業に興味を持ってくれた学生に対してその興味を膨らませてもらうこと、そして学生自身に社会人としての自覚を持ってもらう教育として行っております。
インターンシップした企業に入ってほしいという考えはなく、学校外の教育として当インターンシップに参加していただいております。
単純に旅館の大変な仕事をしておしまい、というものではなく、旅館のスタッフの一員として研修することで課題を解決するアイデアを生み出せるかという非常に創造的で実践的なプログラムとなっております。
今後、学生は以下の材料を元に研修先を決められていきます。
・履歴書
・志望動機
・コンピテンシーテスト(社会人基礎力テスト)
・面談(英語力含む)
この春休みも志賀高原や温泉街にたくさんの学生が学びにやってきます。
少しでもここでの経験が彼らの将来に役立てば幸いです。