2016.5.9
皆様はGWをどのようにお過ごしになられたでしょうか。
おかげさまで当館にもたくさんのお客様においでいただきました。普段は海外からお越しのお客様が7割以上を占める当館でも、連休中は日本人のお客様の方が多く、ある意味新鮮な気持ちでお客様をお迎えさせていただきました。
特に先月末からは渋温泉の三番湯「綿の湯」もご利用できるようになり、渋温泉と毎日送迎しておりますよろづやさんの湯田中温泉と二つの温泉を入り比べるお客様が本当にたくさんいらっしゃいました。
温泉街も活気があり、朝6時に下駄の音で目が覚めるほど。毎日こうであればいいなあと思っておりますが、本日はとても静かな渋温泉です。
連休などお客様が旅行に行かれる時は、宿泊業はかきいれ時でもちろん休みはなし。しかしお客様が普段会社へ出社する平日も宿はやっております。皆様の中には宿泊業に対するイメージとして「休みが取れなくて大変そう」というものがあるのではないかと思います。確かにその通りの業界でもあり、それが宿泊業などサービス業全体の人手不足の原因の一つでもあると考えています。特に365日24時間営業で年々マーケットが縮小している小規模旅館を好き好んで継ぐという人はそうはいないでしょう。そんな状況にも関わらず、新規に旅館を始めようとする当社を酔狂だと思われた方もいらっしゃったかもしれません。
でも宿屋って楽しいんですよ。都会の喧騒を忘れてリラックスしに来たお客様が、温泉にどっぷり浸かって笑顔でご帰宅される時の達成感。お客様たぶんちょっと寿命延びてます。海外のお客様を見ても、人種や国籍関係なく仲良く温泉にドボン。もしかしたらちょっとは世界平和に貢献してるかもしれません。そう考えると宿泊業ってダイナミックですよね。
そして、余暇を豊かなものにする事業者として、自分たちも余暇を楽しみ、お客様にさらに素晴らしいサービスを提供するために一つの決断を致しました。
小石屋旅館はバカンスをとります。
5月30日より6月30日まで32連休。
宿とカフェの両方お休みです。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようにお願い申し上げます。
(写真は先日行われた湯田中温泉の御柱祭。渋温泉では5月22日に御柱祭が行われます。当館前がスタート地点です)